PCちゃんに丸投げで作詞作曲するわ

自動作詞・自動作曲ソフトを使うだけ。
↓のメニューは設定のしかたがよくわからなくて機能してません。ごめんね。

なんとなく自動作曲ソフトについてレビューをしていこうかなとね。
あくまで個人的な感想なので鵜呑みにはしないでね。
また、この記事は結構以前に書いたものなので、状況が変わってからちょいちょい追記してます。

→自動作曲システム オルフェウス
→以前のバージョン

もはや「自動作曲」といったらこれでしょ、ってくらい市民権を得てるんじゃないかな。
自動作曲システムといえば少し前まではACSの冠だったのに、一気に席を奪われた感。
やっぱりメディアの力ってすごいね。
(って思ってたのに一気にボカロデューサーにもってかれた感)

ブラウザー上で操作できるので、ダウンロード・インストールの手間がありません。
「ちょっと試してみたいけどレジストリは汚したくない」って方にもピッタリ!

お手軽に作ってみたいなら、歌詞を入力してどんどん「次へ」進むだけ。
作り込みたいなら、設定を細かくいじることもできます。

自動作曲を行うソフトやサービスには、無料で使えるものだけでも結構多くあるんですよ。
その中でも、オルフェウスはダントツに良く出来たシステムだと思います。

まずとにかく、作曲できる曲調の幅が広すぎですね。
オルフェウスが持つ音楽スタイル数はなんと500通り。
「校歌風」や「バラード風」といった音楽ジャンル、「Yesterday風」や「君を乗せて風」といった既存の楽曲の雰囲気から選べる選択肢、「のんびり」「騒がしい」のような、雰囲気で選べる選択肢まであります。

それから、作られるメロディーのレベルが高い。
言葉には、発音のイントネーションがありますよね。
オルフェウスは、入力された歌詞を分析してイントネーションを調べます。
それに逆らうことなくメロディの音程上下を決めるので、とっても自然なんですよ。
歌詞の読み欄ではイントネーション記号の編集もできます。

出力形式がいろいろ選べるところもスゴイ。
midiデータを取得できるので、ボーカロイドやUTAUでインポートして使えるんです。
また、楽譜の画像データもダウンロードできます。
この楽譜データをもとに自分で打ち込みをして伴奏音声を作るもよし、自分で演奏してみるもよし。

二重唱を作れる機能も見逃せません。
作られたメロディーに違和感なくハモリパートを追加できるほどの技術や知識があるなら、そもそも自動作曲に頼ったりしませんからね。
私も、なんとかハモリを追加したいと、ぐぐってみた結果「3度か5度ズラせばいい」と書いてあったのをうのみにして、なにやら気持ち悪い和音を奏でてしまったものでした。
オルフェウスならそんな失敗も苦労もする必要はなく、クリックひとつでハモリパートも作ってくれるんです。

完成した時点で選択した性別の仮歌による試聴もできるので、いちいち「midiをダウンロードしてからボカロエディタにインポートして歌声を書き出して伴奏とあわせてどんなかんじか聞いてみる」という手間は省けるところも強みのひとつかな。

一時は公開停止になっていた時期もありました。
現在では、ユーザー登録制になっています。
登録さえすれば、以前のように無料でクォリティの高い自動作曲を楽しむことができるというわけですね。
登録に入会金などはかかりません。


自動作曲でもそれなりに作りこみたいって人にはイイのかもしれないけど、個人的には選択しなきゃいけない項目が多すぎてちょっと自動作曲である事のメリットが半分くらい死んでる印象。

自動作曲ソフトに頼って曲を作る人は、多かれ少なかれ自力でどうにかして曲を作りたいって意欲が不足している人だと思うんだよね私は。
いや、それでもいいと思うんだよ。
それでお金もらうわけじゃないんだから、趣味に対する取り組み方なんて人それぞれでしょ。
でも、やっぱり意欲がある人って自力での作曲に進むと思うからさ。
作曲をしたいんじゃなくて調教に力を入れることに集中したいから自動作曲に頼るって人もいるかもね。
私みたいに現在軽視されがちな自動作曲の可能性をもっと追求したいって人もいるかもしれないし。

そういう自力で作曲をするに至らなくて自動作曲ソフトに頼ってる人にとって、自動作曲ソフトの魅力は「音楽知識がなくても曲として成り立つ」っていう部分が大きいと思うんだ。
それなのに、設定できる項目が多すぎて、それぞれの項目がかみ合ってないと出来上がる曲がカオスになってしまうっていう部分が、ね。
そういう意味で「自動作曲であることのメリットが半減してる」と思いました。

オルフェウスのコツみたいなもの
・歌詞はミク語変換にかけず漢字交じりの文章のまま入力
・改行ごとに分けられるのは1番2番と表示されるがAメロBメロというパーツであると認識して作業する
・一度に生成できる曲の長さに限界があるので、長い曲を作るときには何度かに分けて作業し最後に手作業でつなぎ合わせる
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