PCちゃんに丸投げで作詞作曲するわ

自動作詞・自動作曲ソフトを使うだけ。
↓のメニューは設定のしかたがよくわからなくて機能してません。ごめんね。

前回の反省点などをふまえて、また新たに作ってみる。
反省点をそのまま生かすために、及第点の出来のものが出るまで同じソフトを使い続けてみよう。

さて、作詞から。
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シューシューとかシコシコってなんだよ・・・

と思ったら辞書ファイルに入ってたわ。
これ消そう。まず使わんだろ。
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改めて作詞。
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お、おう
これでいいか。
2番も書き出してこんな風になった。

黒い微笑みは 後悔のキャンドルは
覗いたいんだね からまる炎
エンジェルのその秘密

細い雨は 見捨ててもかまわない
僕が 信じてたんだ
景色のその記憶
==========================

変わった真珠は 微笑みの指輪は
覗いたいんだね ただよう仮面
ハートのそのシナリオ

いとしい時間は いやがってもかまわない
僕が 気にしてたんだ
摩天楼のその季節
==========================


これをミク語変換にかけて、りりか☆エディタでミク語変換のミスを正す。
んだけど・・・
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微笑みを「びえみ」って読んじゃってるわ。

こんなふうに、りりか☆エディタに蓄積されてるミク語変換の変換ミスのデータはまだ少ないんで、見つけるたびに追加していきます。
追加要望なんかあったら教えてもらえると嬉しい。
ただ、うまく追加できない場合もある。
例えば「何時」を「いつ」って読ませたい場合もあるけど「なんじ」の場合もあるし、これを「いつ」固定で「なんじ→いつ」って修正を追加したとする。
そしたら、「汝」まで「いつ」になっちゃうんだ。
そういうアレもあれなんで、いろいろあれです。
漢字からひらがなへの変換をしてるのはミク語変換だから、ひらがなだけを見て判断するとどうしても限界はあるよ。


ところで、良く見たら「覗いたい」ってなんだよ。
pict-GW-20130923-113949

歌詞の枠組ファイルを見ると特に問題がない
pict-GW-20130923-114137

あった。
しかし他にも「~た」なら成立するけど「~たい」だと破綻する語が結構ある。
これは歌詞枠組のほうで考え直すしかないんだろうか。
pict-GW-20130923-114341

とりあえずここはいじらずに出てくるたび手直しする方向で考えよう。
辞書が充実してないうちから選択肢を減らしすぎるのはいやだし。

ではりりか☆エディタの背景が黒くなるまで1番と2番の調整をしよう。
順調順調。
pict-GW-20130923-114909

では前回同様、れっつめろめろで。
まずはランダムボタンで適当に楽器を決めて歌なし伴奏のみを4小節書き出す。
pict-GW-20130923-115323

ついでに後奏もつくっとく。
pict-GW-20130923-115501

歌部分を作り始めるまえに、フェードアウトに入れたチェックをふつうに戻すのを忘れない。
あと、伴奏とドラムのパターンちょっとかえとこ。
よくわからんから適当に選ぶ。
pict-GW-20130923-115652

前回はリズム生成もれっつめろめろにまかせてリズム音痴になったから、今回は自分で生成してみる。
といってもかっこいいリズムとか作りようもないから、とにかく「変な事」になるのだけを避けて、規則的なリズムでいってみよう。
マスをクリックすると音符が置かれる。
全小節のリズムを固定するにチェックを入れて作曲ボタンを押せば、既に音符が置いてある場所だけを使って作曲されるんだ。
pict-GW-20130923-115816

りりか☆エディタの右枠情報欄の数字を見て、音符を置いていくよ。
pict-GW-20130923-120103

1行目は855なのでこんなかんじ。
基本1文節1小節、小節の頭から規則的に置いてみる。
8で1小節目いっぱいまで使っちゃったんで、8と5の間をあけようとして2小節目は1音符ぶん遅れて始まった。
pict-GW-20130923-120410

11/524の行までできた。
pict-GW-20130923-120700

今回生成された歌詞は、改行で区切られたかたまりが2つしかなかったんで、Aメロ-サビというシンプルな歌になるよ。
というわけで次はサビの生成をするから、また伴奏をちょっとかえる。
やっぱりよくわからんので適当に。
変化さえ生まれればいい。
pict-GW-20130923-121003

そういえば前回、1番と2番の間以外に間奏がないことを反省したっけな。
サビ前に入れる間奏を、この設定で歌なしでいったん書き出そう。
pict-GW-20130923-121126
全小節の設定にしてメロディを消去するボタンを押してからそのまま書き出し。

そんでまたりりか☆エディタの情報欄の数字にしたがって、こんどは17/3455の行から作っていくよ。
pict-GW-20130923-120103

基本、規則的なんだけど、サビの2行目が文節ふたつしかないんで、1小節目・2小節目で生成すると3小節目・4小節目がまるまるあいて、ちょっとアンバランスになるんじゃないかな?と思ったんで、1小節目・3小節目でこんなふうにしてみる。
pict-GW-20130923-121419

・・・で、最後の行なんだけど・・・
まず、このサイトを見て欲しい。→+++簡単作曲講座+++
このページ作曲講座/第一部/第五回 経過音を入れるで、こんな風に言ってるのを見てね。
pict-GW-20130923-122407
自動作曲ソフトに頼りきりで自分で作曲法覚えたくないでござる!を貫いてる私ですけど、実は自動作曲ソフトを作る流れでこういうサイトを結構チェックしてたりします。
全ての教えをソフトに生かせてるわけではないけど、私が作った「ふじとメロディー」はこのサイトがあって生まれたといっても過言ではない。


で、サビの最後の行の最後だけはちょっと細切れに置いてみようか。
pict-GW-20130923-122751
最後の文節だけのつもりだったけど、真ん中の文節も2文字と少ないのでちょっと間あけてみた。
でも規則的なのは変わらず。
あんまり冒険したくないでござる。

はい、じゃあ最後まで必要な小節をつくりおわったから、全部つなげていきます。
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できあがったmidiをもとに、前回同様UTAUで歌唱データを作るよ。

前回UTAUに歌詞を入力するときには改行があってはいけないって学んだよね。
でも、メモ帳上では改行ありで調整してるじゃない。そのほうが見やすいからさ。
そこで便利なツールがあるんだが。
webライティング支援エディタ「ライティングさん」
まあ曲作りなんかと全然関係ないんだけど、文章かくのにいろいろ便利なツール。
これに歌詞をコピペしてな。
pict-GW-20130923-130116

メニューから「改行削除」を選ぶ。
pict-GW-20130923-130211

それだけ。
pict-GW-20130923-130355

お好みでスペースも削除したったらいい。
pict-GW-20130923-130444

ほれこのとおり。
pict-GW-20130923-130519

こうして出来た歌詞テキストデータをUTAUの歌詞入力欄につっこんでやるんだ。
左下のほうにある「コピー」ボタンを押せば内容がクリップボードに送られるよ。
pict-GW-20130923-130614

ところで前回出なかったんで説明しなかったけど、こういう、文字数合わせのために伸ばすための母音を追加した部分あるじゃない。
これがもし前の音符と同じ音程だったなら、音符を繋げてかまわないよね。
pict-GW-20130923-123702

こういう場合は、CTRLを押しながら、前の音のお尻をつかんで、後ろの音に覆いかぶさるようにドラッグ。
pict-GW-20130923-123911

そうすれば、ほれこのとおり。
pict-GW-20130923-123919

そして、たとえばこのような場合。
pict-GW-20130923-124558

私、「ん」が長いの嫌いって言ったよね。
で、前回は、「ん」と前の音の音程が違ってたから、「ん」の音を分割して前側を前の音から伸ばす母音に書き換えて対応した。
でも今回は音程が同じなので、区切る位置をかえるだけでいいよね。
上と同じように、CTRLを押しながら前の音のお尻をつかんでドラッグ。
pict-GW-20130923-124803

上でやったように全部覆いつくしてしまわずに適度なところではなしてやると、区切り位置がここに変わるんだ。
pict-GW-20130923-124924

歌詞の文字数合わせのときに、小さい「っ」を削った部分があったんだけど・・・
前の音符がそこそこの長さがあれば、前回やったようにお尻をちょっと削ってRを足してやればいいけど、そんなスキマなさそうね。
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後ろのほうに余裕がありそうな音符があるから、そっちにしわよせしてやろう。
まず前回やったようにCTRL+SHIFTで音符を分割。
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あとは、「っ」の入る場所にRを挿入して、そっからズレた歌詞を入力しなおしていけばいい。
pict-GW-20130923-125349
これでどうだろうか。

あーだこーだやって、UTAUでの調教がおわったら書き出し。
pict-GW-20130923-125706

書き出されたファイルを試聴してみると、「じぇ」が出てない。
日本で配布されてるほとんどの現行音源ではありえないと思うけど、どうやらイチゴちゃんには「じぇ」の音が用意されてないみたいだ。じぇじぇじぇ。
その文字の音源があるかどうかを知るには、文字が入ってる音符を選択した状態で・・・
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メニューから「原音の設定」を開いてやればいい。
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選択されていた音符に入力された文字が存在していれば、その文字を選択した状態で原音設定が開くはず。
存在しなければ一番上が選択されてる。
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じゃじゅじょはあるんだよなあ・・・
pict-GW-20130923-131349
あ、原音設定画面は「キャンセル」で閉じてね。
いろいろ見て回ったときにうっかりどっかいじっちゃってて変更が保存されたらこまるでしょ?

仕方がないので音符側で対応しよう。
pict-GW-20130923-130838
ぶっちゃけこの単語の場合「エンゼル」でも問題ない気がするけど・・・

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(+)ボタンを押して音符を拡大したほうが作業しやすいかな。

CTRL+SHIFTを押しながら、できるだけ前側の音符が小さくなるように分割。
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まあどんだけギリギリを攻めても、UTAUが使える限界の小ささに(?)勝手に調整してくれるけど。
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そしたら、前の音に「じ」後ろの音に「え」を入力。
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おま☆かせの母音結合の設定を「しっかり」にして、選択部分だけかける。
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UTAU画面左下の「~」ボタンを押してエンベロープの状態を見ると、まあだいたいエラーは出る。
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前回説明したように、該当する音符のエンベロープを開いて
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正規化ボタンを押してやればおk。
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終わったら一応該当部分を前後あわせて試聴して、違和感なく聞けるかどうか確認しよう。
UTAUの単独音なんて全体的に違和感あるだろとかいう意見には耳を貸さない。
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そうこうして伴奏とあわせて出来上がったのがこちら。

今回の反省点
・サビの伴奏がなんか変
・全体的に短い




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ここから先は原音設定がある程度わかる人だけ読んでください。
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原音に存在しない文字の対処をした部分があったでしょ。
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そこのみをいったん再生ボタンで試聴してから、今聞いたのを保存する。
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今回の場合は「じぇ」の対応をしたから、「じぇ」というファイル名でね。
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これを、イチゴの原音フォルダにつっこんで、自分で原音設定をしてやれば、次回からいちいちこのめんどい、音符を分割して「じ」と「え」を入力して・・・って作業をしなくてすむよ。
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