PCちゃんに丸投げで作詞作曲するわ

自動作詞・自動作曲ソフトを使うだけ。
↓のメニューは設定のしかたがよくわからなくて機能してません。ごめんね。

さて、先日ルカを使った全文英文歌詞の作曲の組み立て方をメモしたよね。

でもまあ、みんながみんな英語ライブラリのあるボカロ持ってるわけじゃないと思うんだ。
そこで、UTAUとか日本語ライブラリしかない国産ボカロで英文の曲の組み立て方をメモしておこうと思うよ。
相変わらず自分用メモみたいなもんだけど、まあ誰かの役に立てばこれ幸い。

今回は最初から英文を作るジェネレーターを使ってみよう。
日本語で生成して英語への翻訳という二度手間を省けるよ。

→Generatus
これ、まあツイッターとかに投稿するための短い英文を生成する海外のジェネレーター。

名前欄をとりあえずミクにでもしておいて、性別を女にしていくつか文章を生成して、適当に並べて歌詞のかわりとする。
pict-GW-20131230-075235

とりあえずAメロ・Bメロ・サビでそれぞれ2行ずつ生成。
pict-GW-20131230-075429

ちなみにこれを日本語に約してみるとこうなってた。
pict-GW-20131230-075601

これを→ミク語変換にかける。
チェック入れるのは上3つ。
pict-GW-20131230-075924

ミク語変換さんは英語の読みをひらがなで教えてくれるんで、これをもとに作曲する。
ん、だけど・・・
まあ、うまく読めてないところもあるんで、そういうのは自分でなおす。
pict-GW-20131230-080141

こんなかんじすかね。
pict-GW-20131230-080439

これをもとに、前回使った→ふ○とメロディーで作曲する。
前回と同じく、文字数をもとにしてテンポを計測してもらったけど、1番のみの曲を2番・3番もある前提の曲と比較して同じくらいの長さになるように設定したらどうしても遅い曲になってしまう。
なので、計測して出てきた50という数値に、2番まで作る予定(未定)の曲を今は1番のみのショートバージョン、という前提で2倍にして100を直接入力した。あとは最初のランダムどおり。
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前回記事と同じ手順で曲を作ってMIDIファイルを保存し、ボカロエディタで読み込む。
pict-GW-20131230-081255

このまま歌唱wavデータを書き出して伴奏とあわせれば、まあできあがりなんだけど、あまりに日本語調で棒読みすぎてとても英語の歌に聞こえない。
そこで、ちょっといろいろ小細工をするんだ。

まず、文節の最後の文字を短くしてお尻に移動、そのぶん前の音を伸ばす。
「the」の「ざ」のように、文節が日本語読みで1文字しかない場合には、あんまし伸ばさないで適度に縮める。
pict-GW-20131230-081541

「ん」も長く伸ばさないので一緒に縮めて後ろに移動、その前の音を伸ばす。
まあ「ん」の場合は以前も記事でかいたけど、日本語歌詞でもわりとこの作業をすると聞こえが良くなると思ってる。個人的には。
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日本語読みで3文字以上になる文節は、先頭の文字も縮めて頭に移動、そのぶん次の音符を前に伸ばす。
あと、縮めたお尻文字の前が母音だったら、一緒に縮めてお尻に置いておく。
pict-GW-20131230-083319

「す」なんかも縮める筆頭。
お尻のほうに縮めたのが沢山かたまっちゃってもきにしない。
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で、お尻のほうにかたまっちゃったあげく、次の文節の頭を縮めたものまで凝縮された状態になってしまったら、次の文節との間に休符を入れてみたりする。
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文節の頭に「ん」とか追加してみる。
母音の前につけちゃうと「あ」が「な」になったりするから注意。
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一通り作業が終わったら、再生ボタンを押して全体を試聴してみる。
たまに前後の文字とのつながりで「ザザッ」てノイズが入ることがあるんで、そういうのは間をあけてやるとかして対処。
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「く」や「す」のようにハッキリ発音したくない音は、発音記号の編集に入って母音部分を削る。
それでうまく発音してくれないときには、気休めにベロシティとダイナミクスを下げてとりあえずの対応。
これは日本語歌詞のときにも棒読み感を消してくれる魔法の対応だから覚えておくといいぞ。
pict-GW-20131230-084543

私が微調整するときにアルファベット入力するのは、日本語入力だといちいち入力→確定っていう手間がめんどいからなんだけど、それとは別のお話で「し」などはそのままよりも「si」と入力したほうが英語っぽい発音になったりする。
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それから、→こちらによるとBRIを下げることで滑舌がよくなるらしい。
ということはBRIを上げれば子音が弱まるだろう、ということで英語の場合あんまり子音を強く発音したら日本語の棒読み的になる気がするので、全体のBRIを上げておく。
えんぴつモードにして長押しするとそっから後ろ全部その高さに固定できる。
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あと、あんまりハッキリクッキリ発音しないって意味ではOPEも下げておくといいかも。
やってみよう。
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ひととおりの作業が終わって「ザザッ」がなければ、歌唱wavを書き出して伴奏とあわせて出来上がり。
ところでこれアップしようとして気がついたけど、前回のルカ歌唱の英語曲に知らない人からイイネマークがついてた。外人さんかな。ありがとう。

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